折り紙の匠から折り紙を学ぶ

複雑な折り紙の美しさとシンプルさに驚嘆、折り紙の持つ穏やかで瞑想をしているかのような世界を体験してください

折り紙とは、精巧にデザインされた紙を、植物や動物など無数の形に折る日本の伝統的な遊びです。折り紙の語源は日本語です。"Ori」(折)は「折り」を意味し、「Kami」(紙)は「紙」を意味します。芸者や桜、富士山のイメージのように、和紙の工芸品は日本文化を象徴するものの一つとなっています。

子供の遊びと思われている折り紙ですが、一流のアーティストがシンプルな紙を壮麗な姿に折りあげることで現在ではメジャーな芸術表現のひとつとなっており、最近では、卓越した折り紙アーティストが、より複雑で抽象的な形に挑戦しています。このように折り紙は子供の遊びから優れた芸術へと発展しています。

また、大きな物体を小さく収納したり、簡単に形を変えたりすることができるという特長を持つ折り紙の可能性は、例えばNASAのソーラーパネルや、ハーバード大学が研究している立方体型のロボットなど、さまざまな研究で注目されています。折ることにより、大きな物体を小さな空間に、構造を大きく崩壊させることなく入れることが出来、その技術を使うとたどり着きにくい場所にものを運ぶことができるようになります。例えば、自然災害が生じた場所、宇宙空間、さらには人間の体内にものを運び込むことができるのです。宇宙空間から胃の中に至るまで、折りたためたり、小さくなったり、広がったりするものは、将来の科学分野において重要な一部となってきています。エンジニアリングを目指すお子さんにも、折り紙のクラスが必修になる日が来るかも知れません。

About the experience

世界でも有数のプロの折り紙師の作品を見てみませんか？ 精巧な作品で人気の高いプロのアーティストが、ご希望の場所でプライベートワークショップを開催します。次回の来日の際には、忙しい毎日の中でのんびりとした時間を利用して、壮大な折り紙の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

プロの写真家、着物の貸し出し、移動のアレンジなどご要望に応じてご用意できます。

随時お問い合わせ下さいませ。